「データーは、パソコン本体よりも重要」
<はじめに>
いま、私たちはパソコンなしの生活など考えられない時代に生きていますが、
同時に私たちにの脳裏にいつも一抹の心配ネタとしてあるのが、データバックアップの問題です。
すなわち、「いかに永続的に、便利に、安心してデータを保存していくか」という命題ですね。
特に仕事でデータを扱う方にとってそれは死活問題ともなりかねない、重要なイシューなのは
ここで申し上げるまでもありません
データがなくなったり、アクセスできなくなったら…なんて考えただけで身の毛もよだちますね。
大事なデータが見当たらなくなった、昔から保存箇所としていたHDDに、突如アクセスできなくなった、
災害で水をかぶってしまった等々…無くしたときになってはじめて損失の大きさが分かるという苦い経験を
お持ちの方も多いはずです。
私もプロ撮影業様、写真館様に対して長年営業しておりまして、撮影画像データの紛失事故で
青ざめたカメラマンの表情を何度も見ては気の毒に感じておりました。
また、私自身も大事なHDDごと壊してしまった苦い経験は、1度や2度ではありません。
そこで、当サイトではそうした悲劇を繰り返さないためにも、「外部記憶装置」いわゆる「ストレージ」に
特化した情報を、みなさんにお伝えしたいと思います。
ただしストレージと一言で言っても、現在のそれは種類が多岐に渡ります。当節の流行は
なんと言ってもネット回線に依存したクラウドサービスでのストレージ保存でしょう。
たとえば「googleドライブ」や「Dropbox」などが代表的なクラウド保存サービスとして挙げられます。
それはそれでいいのですが、やはり、アナログ感覚かもしれませんが「手元に残す」感覚が
欲しいんですよね。これはアナログ感覚と言いましたが、人間とデータとの付き合いや保管の
原点だと思います。
紙とペンの発明以降、どんなに時代が進んでも、物理的な記憶領域は
いつまでもすたれず、人間のニーズでありつづけるでしょう。
ということで、当サイトではいまはやりのクラウドサービスでのストレージではなく、
以前からあるUSB外付けハードディスクなどといった、物体型ストレージに特化して記載していきます。
あくまでローカルにこだわったデータ保存領域マシンを検証していきます
<ではなぜ、ローカル、クローズド環境にこだわるのか?>
クラウドサービスは気軽な気楽でいい気分がするものですが、便利なものにはえてして
落とし穴があるものです。
重要なデータ保存に関し、外部に預けることだけにデータ保存の方法を絞るのは一抹の不安があるわけです。
クラウドですと、外部とのインターフェイスはネット回線であるので、そのことからくる
脆弱性や危険性も以前から指摘されています。具体的にはコンピューターウイルスによる感染や、
ネット環境の不備によるアクセス不調などですね、とくにウィルス感染は致命傷になりかねません。
お客様のデータを外部に保管してもらう場合、其の事の同意をお客様より得る必要があり実質的に無理があります、万一の漏えいに責任は持てませんのでそれは出来ないことです。
また、外部の側で何かあったときの対処が、ほぼ必ずお役所的といいますか、一線を引かれておしまいですし、
泣き寝入りになる状況が予想されます。これは利用者側ではほぼ不可抗力です。
外部ストレージを全否定するわけではありませんが、何かあったときのため、2重3重のデータ保存を常に
考える必要のある個人の方、会社様はたくさんあると存じます。
一方、物体型ストレージの方だってもちろん万能じゃありません。価格が安いものであればそれなりの堅牢性しか持ちません。
たとえばUSBフラッシュメモリーや、光学ディスクでのデータの保存性には、ある一定の限界がある(時間的に)と言われています。
ただ、クラウド環境でのデータ保存と同様に、物体型ストレージも、製品として近年長足の進歩・多様化を遂げています。
もちろんローカル&クローズドとは言っても、施設内の複数台PCネットワーク構成に完全対応しているものばかりです。
大容量化と、それに反した低価格化で、急速に普及した従来型外付けHDD以外にも、
あまり声高に語られることはありませんが、いわゆるNASタイプの性能進捗には目を見張るものがあります。
この路線ではさらにDrobo(ディーロボ)シリーズといった新製品が生まれ、LAN回線経由ながら
データーを堅牢に保持し、それでいて使い勝手もフレキシブル、設置も簡単といった利点を備えています。
こうなると、従来からある、いわゆるサーバー機を、部分代行してしまえるほどの性能の高さすら、
見出せるようになってきているのです。
また2015年の最新型ストレージとして当社が着目している、「ルーター接続タイプ」という、ルーター機能の
本質をうまく利用した拡張性での保存も、説明していきます。
"転ばぬ先の杖"は、何も起きてない時期にこそ、仕込んでおけば大きな支えになります。
通常のUSB接続のハードデイスクは中に何も保護材は無くプラスチックのケースにHDDがそのまま入っているだけです。
従って衝撃には極めて弱いですから細心の注意が必要です、その上大抵の場合事故は突然やって来ます。
(1) (2) (3) (4)
2機種共LAN経由で使用します
Beyond RAIDの名前通り従来からのRAID方式の弱点を克服した新製品です。
通常は制限されるHDDの種類・容量・台数を問わず使用出来、スピードも大幅にアップしました。
普通のRAID対応機種は最初に全デイスク搭載しなければならず、しかも同一の型番でないとだめです、従って修理の時点でメーカーの在庫のみに依存することになってしまいます。
その点本機はHDDに関しては特別な制限は無く、万一の場合も比較的お安く対応出来ます。
尚Drobo 5N2及びB810nはwindows xpには適応出来ません,windows vista以降になり,windows10迄対応です。
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Drobo5N2はHDDが5台迄、最大容量は64テラ迄(要ファームウエアーバージョン3.5.5以上)
、最初は2台(通常6テラ2台)でスタートします。
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Dorobo B810nはHDDが8台迄、最大容量64テラ迄、最初は2台(通常6テラ2台=12テラ)でスタートします。
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更に当社で使用するHDDはサーバーで使用する高耐久性のハードデイスクを使用して連続使用に耐える仕様にしておりますので抜群の丈夫さです。
初期費用の安さとメンテナンスのしやすさを考えてお勧めしております。
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導入時お値段の目安:
Drobo 5N2(除HDD)
¥ 100,000(税別)
Drobo B810n(除HDD)
¥270,000(税別)
設置料は別加算です。
USB3.0HDD CASE
外付けハードデイスク用USB3.0HDDケースです。
プラスッチク製ではなく、冷却に優れたアルミ製です。
SATA又はIDEのハードデイスクを最大4テラまで1台搭載できますのでかなりの容量です。
これですと何かトラブル発生の時にもパソコンのSATAケーブルに繋ぐことが出来ます。
USBのバスパワーでなく外電源付ですのでパソコンへの負担は少ないくてすみます。
USB3.0規格は内蔵のHDDと差のないハイスピードです。
更に小型スリムタイプで小スペースです。
USB直付か共有ファイルでデーターを出し入れします。
当社で納品の際はNAS用の長時間対応6テラHDDを入れておりますので堅牢性は高いです。
windows xpにはSP3以降には対応出来ます、windows10迄全て対応です。
予備も含め2台用意するとかなり安全です。
HDD冷却用ファンもお薦めです。
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導入時のお値段目安:
USB3.0 CASE+NAS HDD6TB
¥50,000(税別)
RT-AC68U
最新の超高速ブロードバンドルータに左隣でご案内しましたUSB3.0の外付けハードデイスクをドッキングするやり方です。
この方法ですとネットワーク上の全パソコンどうしが常にアクセス出来、データのやり取りがどのパソコンからも自由ですのでサーバートと変わらないアクセス利便性が有ります。
通常はこれをブロードバンドルーターとしてご使用戴きますが無理な場合はサブルーターとしてご利用いただけます。
ネットワークとしてご利用戴く場合では最も安価なシステムです
HDD冷却用ファンもお薦めです。
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導入時のお値段目安:
RT-AC68U ¥30,000(税別)
+
USB3.0CASE&NAS HDD4T
¥30,000(税別)
=¥60,000(税別)
パソコンTOパソコン接続
パソコン同士をLAN接続し共有ファイル形式でパブリックホルダーでデータをやり取りします。
最近のOSではセキュリテイが強く非常に制限が多くデータのやり取りには向きませんが一応可能です。
社内ネットワーク接続とインターネット接続が必要です。
WINDOWS7以降ですとホームグループ接続で比較的楽です。
WINDOWS XP等種々のOSが混在している環境では共有ホルダーの設定等複雑になります。
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特別な機器は必要ありませんがLANケーブルとLANのハブが必要になります。
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